アマゾンフレックス最新の情報まとめます

古い情報や副業サイトやSNSのまとめが多い!

「アマゾンフレックス 」で検索すると上位に情報は、SNSの話や公式ページの情報をなぞったものばかりでした。よく読んでみると参加していないだけならまだしも、軽貨物の仕事すらしていない副業の情報サイトなども多く見受けられるので、実際に参加してる自分からみるとかなり「古い」「実務とかけ離れた」情報が多いのです。

ここで実際に関東のアマゾンフレックスに参加している自分の目線で、情報をまとめて見ました。

この記事でわかること
  • アマゾンフレックスはどこでできるか
  • アマゾンフレックスでいくらかせげるか
  • 登録後の流れ

アマゾンフレックス とは

アマゾンと個人事業主が直接業務委託契約を結び、最大手通販サイトアマゾンから注文された商品を配送するサービスです。
このような書き方をしたのは、最近首都圏ではスーパーの商品などを配送するサービスも開始しているためです。

スマホにてアマゾンフレックス専用のアプリを使用し配達を行い、ある程度のルートや地図も指示されるので、いままで宅配をした事がない人でも参加することができます。

アマゾンフレックス の募集について

アマゾンフレックスは稼働しているエリア全てについて随時募集しているわけではありません。地域により定員に達すると募集は停止されます。
現在の募集エリアについては公式サイトに随時更新されているので、チェックして、自分の希望する稼働エリアが募集中の場合は早めに登録される事をおすすめします。

2023年3月時点での稼働エリア

札幌
青森
盛岡
秋田
仙台
東京 ※フレッシュ、ライフ等拠点あり
埼玉 ※ライフ等拠点あり
千葉 ※フレッシュ、ライフ等拠点あり
神奈川 ※ライフ等拠点あり
静岡
長野
名古屋 ※フレッシュ、ライフ等拠点あり
大阪 ※フレッシュ、ライフ等拠点あり
兵庫
広島
福岡
熊本
徳島
香川
高知
沖縄
いわゆる”箱”と言われるアマゾンで販売された商品配送以外にも、地域によっては”アマゾンフレッシュ”というネットスーパーの商品や
スーパーの”ライフ”等アマゾンと配送の提携をしている店舗の商品の配送をする仕事もあります。

アマゾンフレックス の参加条件

年齢制限

年齢20歳以上であること

運転免許があればオッケーかと思ったら年齢制限がありましたね。
外国籍の方でも日本での就労資格があれば参加できます。

用意する車両について

黒ナンバーの軽自動車を所有している事

貨物軽自動車運送事業の届出がされた営業用軽自動車(黒ナンバー)が必要、まぁこれがある人は当然軽貨物の個人事業主ですけどね。

車の要件

バンタイプの軽自動車、幌車やパネルバンでも大丈夫です。但し4時間以上のオファーを受諾するためには積載量の制限があります、通常のバンならクリアできますがアルトやワゴンRのような車では積みきれない為参加できません。

荷室長、荷室高、荷室幅の合計が4,000mm以上のワンボックスタイプ同等の車両、最大積載量350kgの貨物軽⾃動⾞という指定がつきました。
これをクリアできるのは、いわゆる軽バンと言われる「ハイゼット」「エブリィ」「N-VAN」..等といった車種になります。
幌車、冷凍車は参加可能です。
リースカーやラッピングカーでもOK

軽貨物のギグワークや他社の宅配委託などの場合、車体の色や所有状況に制限がある場合があるのですが、いずれの場合もアマゾンフレックスでは問題ありません。
思いっきり他社のロゴが入った車でも仕事ができます。

任意保険に加入している事

対物1億円以上、対⼈無制限

スマートフォンの要件

iPhone

iPhone 6s以降、iOS 14以降のもの。

Android

Android 7.0以降、RAM 2GB以上、カメラ付き、フラッシュ付き、GPS機能あり。

Andoroidの場合安価なスマホもありますが、GPSの性能が低いものがあります、位置情報を常にとりますので正確な位置のでるものがよいかと。また多くの人がGoogleMAPやゼンリンの配達アプリを同時使用していると思いますが、軽いアプリではないのである程度処理速度の早い、電池容量の大きいスマホがオススメです

スマホがなければサポートへの連絡もできないので、モバイルバッテリーは必須だと思います。自分はアマフレアプリを入れた予備のスマホも用意しています。

要件を満たすiPadやタブレットでもアマゾンフレックスアプリは起動可能だと思われますが、実際の配達に使用するのには非現実的だと思われます。

必要書類

  • ⾞検証
  • ⾃賠責保険証
  • 任意保険証券
  • 運転免許証
  • 貨物軽⾃動⾞運送事業経営届出書

すべて登録時にオンラインで送信する形になります。

どのくらい仕事ができていくら稼げるのか?

なぜか非公開の稼働時間

アマゾンはなぜか、アマゾンフレックス では週にどのくらい仕事ができるのか、ということを公表していません。
2023.3現在で、1日12時間まで週50時間までオファーを受諾できる(仕事ができる)と見られています。
またこの時間制限は繁忙期等に変動することも判明しています。忙しい時はたくさん仕事ができるって事ですね。

1ブロックの単位と業務時間

仕事を受諾する際、アプリのオファー画面に表示された中からやりたい場所、時間を選び受諾します。
1つの枠、ブロックすなわち仕事の時間ですが2時間から8時間まであります。またイレギュラーで1時間等も発生することがあります。

関東の場合、朝は7時頃から夜は0時まで、朝からは比較的長い時間のオファーが多く夕方から夜は短時間のオファーが多いようです。
例えば朝7時から6.5時間のブロックをやった後に、午後4時から5.5時間のブロックを受けることも可能です。

持ち出した荷物が全て配送完了した場合はブロック終了時間前でも直帰可能です、但し不在などで持戻りの荷物がある場合はブロック時間内にステーションへ返却します。
荷物の入ったバッグなど返却物がある場合も基本返却すべきですが、翌日も同じステーションに入る場合などは翌日に返却でもOKな場合もあります。

アマゾンフレックス の報酬

いくらもらえる?

報酬は地域により異なります。
関東の場合1時間で2,037円(税込)となり、アマゾンフレックス公式ページのモデルに倣うと1日10時間×22日稼働で、448,140円となります。

いつもらえる?

基本、週払いで火曜日締めの翌日水曜日に銀行口座に振り込まれます。
銀行の指定は特になし振込手数料もアマゾン持ちで、アマギフではなく当然現金です。

アマゾンフレックス の経費

個人事業主としての委託契約ですので、車両費、保険代、ガソリン代は当然自分持ちです。

追加で支払われるお金はない!

配送地域によっては、荷捌き所の駐車場代や台車も有料という所もあります。また通行料はもちろん、止むを得ない事情でブロック時間を超えて仕事をした場合でも追加のお金は支払われません、絶対です。

アマゾンフレックス の報酬について、別記事でまとめました

アマゾンフレックス の税金

アマゾンフレックスは自営業者としての委託契約になるので、税金の天引き等は一切ありませんので確定申告が必要となります。また副業で参加される方も年間20万円以上の報酬を受け取る場合は、確定申告の対象となります。

オファーはどう取得する

じつはこれが一番の問題

オファーがいつ出るのか?、自分も始めた当初は全くわからずたまに落ちているオファーを拾う程度でした。
オファーは早く取った者勝ちです。またステーションによってはある条件が揃うと、その人に先行で「アーリーアクセス」というオファーが出ることもあります。そもそも優先があるのか、またその出現条件は成績?取得数?なにも公表はされてません。

オファーの出方にはある程度法則があるので、同じステーションで情報交換をする等して挑みましょう。

最初はスタッフの常駐するステーションから稼動

登録も終わり、アプリを立ち上げオファーを見ると様々なステーションのオファーが表示されると思いますが、現在のアマゾンフレックスはフレックスメインのステーションと、デリプロと言われるアマゾンの荷物を配送する他の配送会社の倉庫と兼用のステーションがあります。
見分け方はステーションを示す英記号によるのですが、登録時にメール等で説明があると思います。

アマゾンフレックスメインのステーションのオファーであれば、初心者に最初は”ナーサーリー”と言われる少なめの荷物量からスタートできるので安心だと思います。
最初のうちはスピートを意識するより、時間指定の厳守や誤配などおこさないように確実丁寧な配送を心がける方が良いと思います。

やってはいけないこと

アマゾンフレックス開始当初はSNSへの過度な露出や、Youtuberによるステーション内部の撮影などがあり、そのような参加者は、公式にコメントは出ていませんが契約解除(垢バン)になった方が複数います。
最近はツイッター等へ配達アプリの画面のスクリーンショットを載せている人をよく見かけますが、簡単に個人が特定できるのでかなりハイリスクな行動だと思います。

いずれも常識の範囲内で配達を行なっていれば全く問題のない事ですが、参考に以下の記事もご覧ください。

垢バン対策にぜひ

まとめ

今回はアマゾンフレックスの基本的な情報に、実際に自分が稼働して得た情報を追加して紹介しました。

SNSや動画にあるアマゾンフレックスの噂についてや実際の稼働レポについては、以下の記事もご覧ください。

[この記事は2020年4月28日に公開した記事を再編集しています。]