確定申告しない恐ろしさとは..

こまった猫
こまった猫

確定申告したくないって人がいるんだけど、どうしよう

自営業で軽貨物をやっていれば、年度末には確定申告をするというのが常識というか義務なんですが、最近はギグワークという働き方も定着していて、「確定申告をしなければいけない」ということを知らない人がいるのも事実です。
そこで確定申告を知らなかった、やらなかった場合どのような顛末になるのか調べてみました。

この記事でわかること
  • 無申告がバレたら支払う金額
  • バレる仕組みになっている
  • 最悪今からどうすれば良いか

無申告のペナルティ

無申告がバレた場合、「無申告加算税」がプラスで課されます。加算税は本来納付すべき税額に対し

  • 50万円までは15%増額
  • 50万円を超える部分は30%増額

さて、無申告加算の金額と恐ろしさを知り税務署に指摘される前に無申告分の確定申告を出した場合はどうなるか、 自主的に申告書を提出した場合は5%に減額されます。

加算税だけでは許してくれません

じつは加算されるのはそれだけではありません、遅れて税金を納付すると遅れた期間に応じて利子ともいうべき「延滞金」も支払わなければいけません。私も確定申告はしたのですが納税が遅れたことがありましたが、それでも結構な金額を請求されたのを覚えています。

そもそもギグワーク周辺で確定申告をしなければならない人は..
  • アマゾンフレックスやウーバーイーツ等の事業所得が1年で20万円を超える場合
  • FX、仮想通貨、株取引等の所得が一定額以上ある場合
  • 世帯の年間医療費が10万円を越えた場合
  • ふるさと納税をした自治体が6つ以上ある場合
などがあります。

バレないわけがないシステムになってる

開業届け出してないからわからないだろう、ギグワークだし少額だから調査されない、バレないと思います?受け取る側が申告しないで帳簿つけてなくても、支払うギグの会社側も帳簿つけてて税務署に申告してますから、支払う側と受け取る側照合すれば簡単にバレますよね。

税務署が本格的に調査、申告誤りを指摘するのは4月以降になります。税務調査というやつですね、誤りから追加で税金を納めることになった場合は、本来の税金と一緒に加算税と延滞金を納めることになります。

法律で税務署が調査できる期間は5年と定められています。ただ意図的に税金を隠すなどの行為は重加算税の対象となり、そのようなケースの場合は調査期間が7年に延長にまた刑事罰の対象にもなります。

やってないならもう税理士さんに相談しましょう

このサイトでは、帳簿ソフトなど紹介して自身で確定申告をする事をお勧めしてたりしますが、何年も無申告でこれから申告しようと行動する場合、自身で帳簿つけて税務署に提出して解決するのは難しいと思います。
昔の売り上げとか経費とかどうなってるかわからな部分をどう処理したらいいかなんて個人ではわからないですからね、そういう部分の解決も含めこのようなケースでは税理士さんにお任せするのが一番良い解決に向かうと思います。

なるほど猫
なるほど猫

これだけ情報がネットでつながってたら逃げ切れるわけがないよね〜

7年間も「いつバレるかしら..」とビクビクしながら生活するの、私は無理ですね。チャチャっと申告して平穏な毎日を過ごしたいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!