軽貨物始めたら長距離の夢みません?
ピックゴーやハコベルと言った、スポット仕事のなかでも長距離って魅惑の響です。私は単純なので"仕事で旅に行ける!"くらいに思ってました。
当然報酬金額も高額になりますし、ピックゴーでも勝ち取るのには、かなりの倍率を勝ち抜かないといけないでしょう。
当選!さぁいくら儲かる?
自分が運行したことがある一番の長距離は、郡山から所沢までの食品配送、約250kmの行程です。スポットを走るかたから見ると長距離というほどの距離ではありませんが、開業1年ほどで依頼いただくには、それでも恐れおおいですね。
長距離、特にピックゴーなどのマッチングサイトでは片道運行となることがほとんどなので、儲からない、とよく言われます。さぁどうでしょうか?検証してみます。
スマホ「神」保証
報酬は36,000円です
ピックゴーの場合報酬はポイントシステムなので条件により換金率が変わりますが、今回の運行の報酬は現金で36,000円です。
極限まで経費を詰める=下道番長になれ!
集荷が郡山なので、集荷時間までに向かいますが、ホイホイと高速で集荷に向かうと高速代だけで6,100円かかります。ここが先述したマッチングの長距離は儲からないと言われるポイント1ですね。
それでは下道で行こうとなりますが、郡山まですべて下道だと6時間かかります。同方面への案件が1件でもあれば気分も違いますけどね。
普段はあまり気にしない、時間のマネージメントもしないと、移動時間なにも稼げないわけですからね。
高速は必殺技、使うなら効果的な区間で!
高速は必要経費として2,000円ほどまでは使おうと決めていたので、高速に乗って費用効果のある区間に必殺技として利用しました。
東北道を矢板から須賀川まで1,850円、なぜこの区間かというと、下道だとこの区間は山越えになるのです。自分の体力温存と時間を短縮するのに一番効果のある区間と判断しました
国道が立派な区間、今回なら新国道4号のある宇都宮以南で高速乗っても対費用効果は薄いですよね。あとはメインの国道と高速が接近しているところから乗るのもコツです、余計な走行が増えてしまいますから。
今回の配送は、集荷時間と納品時間が決められているのでその時間内で、効率よく高速を利用して他は下道を走り経費を節約しています。
"最短"で届けなければいけない指定の場合は、迷わず全区間高速を使ってください。
プロとしての運行計画と自己管理の大切さを痛感
夜更けの集荷で夜明けまでに配達という夜間の運行なので、渋滞の心配をする必要はありません。
集荷地まで6時間ほど走り、また5時間ほど走り荷下ろしを行う。
ちょっとはじめてで浮かれてて無理しましたね、途中で集中力が切れてきましたさすがに休憩です。自分が思ってた以上に、消耗していましたね...
荷物もデリケートな商品なので、無理な運転はできません。運行計画、という言葉の大切さを痛感しました。勢いで走るのがカッコいいのではないのです。
さて、お会計
さて、無事配送が終わり朝日が気持ちいいです、お会計しますか。
経費1、高速料金 ・東北道 矢板から須賀川 1,850円
経費2、ガソリン代 ・27L使用 当時1L130円で 3,510円
利益30,640円、実働12時間
いかがでしょう、思ったより残りましたね。実際は1日仕事なので利益としては良いと思います。
旅気分は思ったほど味わえませんでしたが、これに郡山で遊ぶ時間とか入れたら儲かりませんね(笑)。今回は利用しませんでしたが、高速の深夜割引がかなり大きいので、組み込むとより効率よく移動できそうです。
結局プライスレス
さららに長距離になると、片道運行の場合食われる時間がさらに大きくなるので、グラフにしたら距離にたいして緩やかに利益率は下がってくのではないでしょうか?
ピックゴーなら1万から2万ptくらいの距離を重ねるのが一番儲かりそうです。
でもね、長距離案件にはそれでもなんかプライスレスな魅力があるんですよね。自分もまさかまさかの当選だったので機会があればぜひエントリーしてみては!
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