NVANで初採用、ダイハツハイゼットもCVTに

ホンダのN-VANが軽バン(商用車)としてトランスミッションにCVT(無段変速AT)を採用した初めての車です
メリットとしては、燃費・発進・静粛性が向上する、とうたっています。ホンダはNシリーズに軽バンを加えるにあたりヒット作のN-BOXなどシリーズで機構の共通化をしたい狙いもあるんじゃないかとも思います。
CVT=乗用車のイメージがありますので、一番心配なのは耐久性でした。メーカーとしてテストは重ねているでしょうが、実際に毎日の軽貨物の仕事で使用したレビューというのはなかったのではないでしょうか。

とにかく静か

CVTベルト駆動の為に走行時、アイドリング時の振動と音が他車と比べ「かなり静か」です。
軽貨物の仕事は、1日のほとんどの時間を車の中で過ごすといっても過言ではありません。長年軽バンに乗っている自分の感想としては、運転していてかなり疲れにくいと感じます。

燃費は良いが変動幅が大きい

高速で80km/h程度で走っていると24km/Lくらいまで上がります。一方宅配などでストップ&ゴーを繰り返していると13km/Lくらいまで落ちます。夏場エアコンまでつけると10km/Lに近く事も..
状況によってはかなり燃費は良くなるけど状況が悪ければそれなり、燃費の変動幅がとても大きいです。
1日移動の多いスポットの仕事をしていると19km/L程度で推移するのでそのような仕事メインの場合は、いままでより車の維持費がかなり抑えることができるでしょう。

レスポンスは?

構造的に加速時エンジンの回転数があがるのが先なので最初は違和感あるかもしれませんがすぐ慣れる程度です。それは荷物満載時により顕著かもしれませんが、細い路地などで細かな速度調整したい場合はなど寧ろ無段階変速の恩恵があると感じます。

CVTフルードは交換必須!これ大事

快適に毎日乗っていたNVANですが、購入後2年半11万キロ走行時点で発進時に”ガクン”という細かいショックを感じるようになりました。しばらく様子をみていたのですが悪化して、症状としては発進時に少し動いてから加速しなくなり踏み込むと”ガツン”といきなり繋がる。「下手な人が運転してるマニュアル車の加速」という感じですね。
ディーラーにて10万キロのメンテも含め、CVTフルード(CVTオイル、ミッションオイル)も交換してもらいました、交換して2日ほどまでガクガクしてましたが”アタリ”がでたのか以前のようなスムーズな加速に戻りました。

CVTはメンテナンスフリーだと書いてある解説サイトもありますが、ホンダでの交換推奨は4万キロだそうです。ここまで交換しなかったのはよろしくなかったですね。

ダイハツハイゼットも採用、軽バンも今後の主流か

2022年にモデルチェンジしたダイハツハイゼットもCVT採用となりました。N-VANと同じく燃費・発進・静粛性が向上するというメリットより、他車種との部品融通の方が主な理由なのでは?とも思っていますがメンテナンスさえ怠らなければ、とても良い仕事をしてくれる相棒になります。

おそらく今後の軽バンの主流になると思われます。ただ前述のようにデリケートな機構でもあるのでくれぐれもメンテナンスはしっかりしてあげてください。