結論:アマフレが終わる材料がみつからないです

こまった猫
こまった猫

アマフレが終わるって言って人がいるよー、ほんとかなぁ…

日本では2019年より開始された「アマゾンフレックス」軽貨物ギグワークの新しい働き方として、今や全国に拡大しています。

SNSなどに常につきまとうのは「アマゾンフレックス 撤退」の噂。度々再燃しますが火の無い所に煙は立たないともいいますし、アマゾンフレックス現状も確認しつつ噂の検証をしてみます。

この記事でわかること
  • なぜアマゾンフレックス終了の噂はでるのか
  • アマゾンにとってのアマフレとはなんなのか
  • 実際に終了するのか否か
この記事を書いた人
ポーターロゴ
ポーター
  • 2019年アマフレ初期より稼働経歴あり
  • 東京・神奈川の複数のステーションで稼働
  • アマゾンフレックスだけで年間売上200万円以上
2023年紹介キャンペーン!

今アマゾンフレックスに登録すると、現金20,000円のボーナス

アマゾンフレックス
  • 7月2日までに8回(ブロック)配達をすることが条件
  • ライフなどネットスーパーの配達でもOK
  • 対象は全国・他のキャンペーンと併用可能!
  • 20,000円は7/16日までに現金で支給!

ポーターから紹介できる枠は5名様です残り2名になりました!
かなり久しぶりの紹介キャンペーンです

希望の方には紹介コードを送信しますので、お問い合わせフォームよりれんらくください!

採算が合わない説

アマゾン配送の仕組み図
アマゾン配送の主な流れ

一番に言われてるのは「アマゾンフレックスの採算が悪いからデリバリープロバイダ(デリプロ)に戻す」という話。

アマフレがテスト開始した2018年、それまでアマゾンの荷物を主に配送していたクロネコヤマト等配送業社が値上げを表明しました。デリプロという仕組みを作りさらにアマゾンフレックスへと拡大していったのは、「配送コストを下げるため」と当初言われました。

2015年米国にて運用開始
2018年東京都にてテスト運用開始
2019年3月東京都にて本格稼働開始
2019年5月愛知県にて稼働開始
〜2023年全国に稼働拡大中
アマゾンフレックス 初期の歴史

大手配送業社と運賃交渉の噂があるたびにでる「アマフレ撤退」

アマフレ開始後も、ヤマト運輸と運賃の折衝ができたからアマゾンの荷物は、ヤマトに戻るぞなんて話が定期的にでる噂話です。

アマゾンは全ての配送をデリプロ、アマフレに切り替えるつもりはなくヤマト運輸や佐川等も利用し続けています。

その中で運賃交渉が行われ荷物の分配割合が変わることは当然あるでしょうが、それがアマゾンフレックスの撤退には結びつきません。

アマゾンフレックス のエリアはどんどん拡大している

アマゾンフレックス

2019年には東京の一部のみだったアマゾンフレックスですが2023年には、北海道から沖縄までまさに全国に拡大しています。今更すべて終了するという話には無理がありそうです。

撤退するなら募集などのプロモーションは行わないでしょう

アマゾンフレックスをしばらく休んでいると、再度アマフレをやりませんか?という電話や、アマフレを再開した人に追加報酬を支払うプロモーションなどを行なっています。

もうすぐアマゾンフレックスが終了するなら、今から募集広告などプロモーションを行うとは思えません。

電話にて休止理由のヒアリング
配達再開者への特別インセンティブ
配達休止者へのアプローチ
この記事の執筆中にも、アマゾンフレックスへの登録を簡略化するというニュースが入ってきました。こんなに動きがあるのに撤退するでしょうか?

効率化、利益確保のために荷物の配分変更がよく行われる

アマゾンは配送無料、翌日配達などのプライムサービス配送にかかる費用に大きな赤字を抱えています。

その中で、例えばアマフレをやめる、ヤマトをやめるとかどの配達方法を絞るのではなく、各配送プログラムが適した所に荷物を配分することを随時行なっています。

その一環で、今までアマゾンフレックスだったエリアをデリプロに変えたり、またその逆もあるでしょう。そのような動きがあるたびに、オファーの増減があるので減った場合には「撤退するのでは?」という憶測を呼ぶのではないでしょうか。

配達量調整から来る噂
  • 配達分量、コスト効率化のために配達業者間での数量調整がよく行われる
  • 急なオファーの減少やステーションの移転が起きることがある
  • アマゾンフレックス撤退するのでは?という憶測が起きる

閑散期になると出る「撤退説」

SNSを見ていると特に閑散期に入ると、オファーの数自体が絞られるので「撤退するのでは」という発言をよく見かける様になります。

なにも言わないアマゾンも悪い

アマゾンフレックスにおいて、物流量の調整や時節的要因によるオファーの増減は予告なしに行われます。

参加者の不安を払拭することは安定した配達人員の確保にも繋がるので、アマゾンも調整や変更の際は事前にアナウンスをすることが求められると思います。

2023年7月になにかがある?

7月カレンダー

一番最近の話では「2023年7月にアマゾンフレックス撤退」という説を、SNSやYotubeで見かけます。

ここまで拡大したアマフレを7月に撤退するとしたら、現状すでに他の配送手段を大々的に動いて用意しないと大変なことになりますよね。自分の知る限りでは特にそのような動きは無いと思います。

1つ動きがあるとすれば2023年10月より施行される「インボイス」絡みの動きかもしれません。

DSPの開始も話題になった

先日「デリバリーサービスパートナープログラム(DSP)」の開始が発表されました。アマゾンの配送を行う配送業者を、アマゾンが持つノウハウを利用しサポートして起業するプログラムなのですが

いままでに前例の無いプログラムなので、詳細が分かるまでに色々な憶測が飛び交い当然の様に「アマフレ撤退」の噂もたちました。詳細をまとめた記事があるのでぜひお読みください。

7月終了説の原因を考える
  • インボイス関連の動きがあるのか?
  • 未知のDSPサービス開始による動揺
  • 調整によりオファー数減少から来るいつもの噂か

まとめ

アマゾンは様々な配送方法を組み合わせてサービスを維持している

アマゾンはプライムの最短翌日配送などのサービスを維持するために、1つの配達方法ではなく様々な方法での配達方法を模索、実現しています。

アマゾンフレックスも当然その大きな柱の一部であり、最近でも「DSP」や「Hub」など新しい配送サービスを開始しています。そんななかアマフレだけ今から撤退するとは到底思えないのです。

アマゾン配送の現状
  • プライム等配達サービスの安定がアマゾンの課題
  • DSPやHubなど新サービスも開発して安定化を図る
  • 現状でもまだ配達手段(配達員)は不足している

現状でもまだ人不足

アマゾンニュース画像
配達員不足を示唆する記事

アマゾンの配送サービスを維持するためには、まだ現状でも理想とする配達手段(配達員)の数は足りていないと思われます。

以上、アマゾンの状況を踏まえ検証してみましたが、アマゾンフレックスを撤退させる理由が見当たらないのです。

アマゾンのやることには常に噂がつきまとう

なるほど猫
なるほど猫

こうして見てみると、アマフレが終わるとは思えないねー

アマゾンフレックスの開始もそうですが、アマゾンという会社はものごとの新しい仕組みを作り実現させるのが上手い会社です。

しかし大きくなりすぎたあアマゾンの社風、CEOジェフベゾスの独特な会社経営に、末端の人間が翻弄されることがあるのも事実です。

噂に惑わされないように、アマゾンとは一体どんな会社なのかということを知っておくのをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。アマゾンの配送について掘り下げた記事もありますのでぜひお読みください。

アマゾンフレックスの垢バン回避方法

新たな配送プログラムHubについて

開業支援プログラムDSPについて