実際しごとで使ってここがイイ!
N-VANのレジャー用途レビューはYoutube等に多くありますが、商用車として仕事で使用したレビューというのはなかなか見かけません。
自分が実際に黒ナンバーをつけて役半年業務使用した感想です。
助手席が収納できるこれだけのメリット
“あれ”が”これ”が積める
メーカー公称値で長さは2635mmまで、実は長さより荷室高さ1365mmという方が効いてていままでの軽バンでは積めなかった
箱入り自転車
大型キャンバス
65インチ箱入りのモニター
軽バンだと斜めにしたり、運転席の上までオーバーハングさせたりして積むケースも多々ありますが、N-VANでは実際の仕事でそのまま荷室に入れて運ぶ事ができました。

ウォークスルーで濡れずに移動
宅配では運転席から降りて荷室の荷物を探して出して、の繰り返し。雨の日はその都度一度外にでて濡れながらの作業ですが、助手席を格納すればそのまま荷室にいけるので濡れずに荷物をピックアップできます。

のびのび寝れる…
空荷前提ですが休憩時はもちろん、行程上車中泊となる事がありましたがレジャー用途で使う方も多いN-VAN、マットを敷けば体のどこかを曲げる事なくゆったりと寝れます。
車中泊というと体勢に無理があって熟睡できない
、というイメージでしたがぐっすり休めて次の日も完全な体調で仕事に挑めました。
他にも今までの軽バンになかった特徴
燃費がよい
頻繁に停止発進をする宅配をして、エアコンOFFの季節で15km/Lくらい。スポット仕事で幹線道路や高速利用となると20km/Lを超えるまで伸びます。
N-VANは走行状況により燃費がおおきく変動するのが特徴だと思います。
N-VANは新車価格が少し高いのですが、20万kmから30万km乗ったとすると燃料費で価格差を埋めるくらいになると思います。
運転席の目線が高い
他の軽バンに慣れていてN-VANに乗ると「おやっ!?」と思います。目線がわずかですが高いんですね、感覚的には1t程度のトラックに乗った感じに近いです。
なにが良いかというとアイポイントが高いと見通しがよいので、狭い路地を曲がる時などに全体が見渡せて運転しやすくなります。

低振動かつ静か
今までの商用車はエンジンが運転席下や荷室下にあるものでしたが、N-VANは乗用車のようにボンネット内にある事、CVTベルト駆動の為に走行時、アイドリング時の振動と音が他車と比べ「かなり静か」なのです。
軽貨物の仕事をしていると、1日のほとんどの時間を車の中で過ごすといっても過言ではありません。長年軽バンに乗っている自分の感想としては、運転していてかなり疲れにくい車だと思います。
ルームランプが気の利いた位置にある
夜間の宅配時に荷札を確認する為にルームランプを点灯します。通常は荷室と後部座席上にありますが、助手席後部にプラスもう1灯これが荷物を探すのに意外と助かります。

ビートを多用した内外装、掃除に少し難もあり

車体側面に走るビート、ロゴ入れやラッピングされることが多い軽バンでよく入れたなぁと思いますが、特徴的で自分は直線的なN-VANのアクセントとしてとても気に入っています。
デザインとして、だけではなく傷などが目立たないようにとの配慮もあるそうです。
内装に目を向けると運転席から荷室まで実に多くビートが多用されています。いいですけどちょっとホコリが入り込みやすいかな、というのはあります。掃除機にブラシつけて吸わないととれないんです。

まとめ
自分の軽バン歴はスバルのサンバーから始まりスズキのエブリィを2台乗り継ぎました。
N-VANは見た目から入ったのですが、今までの軽バンとはかなり異なる特徴を持つ車で実際仕事にもそのメリットは多分に役に立っています。
さて、次回は気に入っているからこそ見える「ここがイマイチ」な部分もお話します。